夏の暑い季節が訪れ、待ちに待った花火の季節がやってきました。
今年はなんと4年ぶりにふくろい遠州花火が開催されるという喜ばしいニュースが舞い込みました。
袋井市で毎年開催される「全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火」は、
地元の人々だけでなく、全国各地から多くの花火愛好家が訪れる人気の花火大会です。
夏の夜空に広がる迫力溢れる花火の美しさに圧倒されながら、心躍るひとときを過ごすことができます。
今回は、開催日程やアクセス、見どころについてまとめました。
目次
Toggle全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火とは
全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火は、「全国花火名人選抜競技コンクール」の披露がメインとなります。
日本全国から選ばれた10人の花火名人たちが集合し、文部科学大臣賞を目指して競い合う壮大な花火大会です。
この大会では、8号玉1発、創造玉1発、スターマイン1基の構成で、花火の競技が行われます。
花火審査員たちは、厳正な審査のもと、花火の打ち上げ結果を評価します。
参加者の中には、過去に内閣総理大臣賞を受賞した経験を持つ方々も多数参加しており、さらなる花火の華麗なる技を披露することでしょう。
ふくろい遠州の花火の見どころ
日本一ジャンボワイドスターマイン
お馴染み「遠州トラック」が提供するジャンボワイドスターマインは、
川面に300メートルにわたり、音楽に合わせて壮大に打ち上げます。
本大会の大団円で、絶対に見逃せないプログラムです。
日本最大級メロディースターマイン
この花火はただ美しいだけではなく、音楽と花火が融合した究極の花火ショーです。
音楽が静かな曲調の時には静かな種類の花火を使い、曲のアクセントのところでは一斉に花火を打ち上げます。
この方法を可能にする発射時間調整には導火線ではなく、多量の電気点火とコンピューター制御が使われています。
空中ナイアガラ 大富士瀑布『霊峰』
ふくろい遠州の花火では、花火で富士山を表現します。
“ふじのくに”静岡県ならではの全長200メートルを超える富士山の大仕掛です。
雄大な霊峰富士山が目の前に出現し、赤富士へと変化していきます。
観覧席について
有料観覧席
ふくろい花火大会では、有料観覧席と自由観覧席が用意されています。
有料観覧席は、最適な角度で配置され、夜空を覆い尽くすような素晴らしい花火の景色を楽しむことができます。
「あ」ブロック イス席(ペアチケット)
料金:11,000円
ペアチケット席 は有料観覧席では最も西側に位置するパイプイスの指定席です。
A~D イス席
料金:7,000円
ブロック席の後方(南側)に位置するパイプイスの指定席です。
ABCDブロック席は、全てステージを設置し地面よりも約1メートル高くしてあり、更にパイプイスを並べております。
一段高い位置から鑑賞でき、更に花火は全て正面から打ち上げられるので、満足度は一番です。
また、トイレが近くにあり便利です。
ブロック席
ブロック席は、1ブロック50名の細かい区切りをロープで囲っております。
ブロックの中は、1人づつの区切はなく「相席」となります。
なお、1人分のスペースは85cm×90cmで、下は芝生となっております。
各自レジャーシートが必須です。
※必ず3歳以上につき1人1枚チケットが必要です。
ファミリー席 4名分
料金:22,000円
「ファミリー席」は、1ブロック210cm×180cmのスペースに4名まで入ることができる席です。
1段高い丘の上に設置されていて見晴らしも絶好。目の前に花火が打ち上げられます。
4名以内なら何人でもご利用できます。
※ブルーシートが敷かれていますが、地面はかなりゴツゴツしているため、クッション性の高い敷物の持参をオススメします。
また有料観覧席チケットは、6/17 10:00より公式HPから購入に進むことができます。
(公式HP:https://www.fukuroi-hanabi.jp/category/seat)
自由席ゾーン
小野田河川公園
小野田河川公園は、JR袋井駅にも近く広い自由席エリアです。
有料観覧席の周りに、自由席ゾーンが設置されています。
花火打上場から西に位置しており、常設のトイレは完備してあるので安心です。
公園は整備されており混雑はしておりませんので、ゆったりと観覧できます。
メロン公園
花火打上場から西に位置しており、トイレは完備しております。
公園は整備されております。
会場北西
花火打上場から西に位置しております。
原野谷川河川敷
JR袋井駅から花火会場に至るまでの原野谷川河川敷も整備してありますので、花火観覧にはお勧めの場所となってます。
※注意点
・有料観覧会場近くの愛野公園は大変混み合います。
・親水公園西側は自由席ではなくなり、チケットを持っている方のみの入場となります。
・自由席の場所取りは当日午前10時より可能ですが、陣取りのための石や木材、釘やペグの持ち込みは禁止となっております。
また、無人のままの場所取りは撤去されてしまうので注意が必要です。
・席の情報は公式HPを参照しております。変更がある場合がございますので、詳細は公式HPをご参照ください。
県外の方は、バスツアーがオススメ
公式ホームページより各バスツアーを申し込むことができます。
下記URLから、ぜひチェックしてみてください!
https://www.fukuroi-hanabi.jp/category/tours
全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火2023の日程
2023年のふくろい遠州の花火大会の日程は以下の通りです。
日程:2023年7月29日(土)
※天候の急変などにより、開催時間が変動することがあります。
時間:19:30~21:00(開場時間は16:30~)
会場までのアクセス
会場:静岡県袋井市 原野谷川親水公園(はらのやがわしんすいこうえん)
静岡方面からお越しの場合:JR愛野駅で下車、徒歩20分
浜松方面からお越しの場合:JR袋井駅で下車、徒歩20分
当日に持っていくべきもの
・ポケットティッシュ
仮設トイレのため、トイレットぺーパーがなくなる可能性があります。
・虫よけスプレー
会場は河川敷のため、虫がたくさんいます。蚊に刺されないように持って行った方が良いでしょう。
・レジャーシート
座って花火を見る場合は必須です。
・ゴミ袋
ごみは必ず持ち帰りましょう。
・雨具
突然の雨に備え、レインコートや折り畳み傘を持っていくことをおすすめします。
ふくろい遠州花火の楽しみ方、注意点
花火の当日は、数多くの屋台が賑やかに立ち並び、夏の風情を心ゆくまで楽しむことができます。
打ち上げ時間まで、会場の雰囲気を楽しみながら過ごすのも素敵なひと時です。
ただ、当日は大変混雑するため、以下の点にお気をつけください。
・当日は交通規制が敷かれ、花火大会用の駐車場もないため、バスや電車など公共機関を積極的に使う。
・帰りは非常に混雑するため時間差で退場する。
最後に
ぜひ皆さんも、全国から集まる素晴らしい花火名人たちが織りなす花火大会に足を運んでみてください。
4年ぶりの開催とあって、その輝きは一層素敵なものになることでしょう。
お祭りの賑わいとともに、最高の花火に包まれる感動を体験しましょう。