今回ご紹介する「柿田川公園」は静岡県清水町にある緑豊かな公園です。
柿田川公園は静岡県清水町に位置する緑豊かな公園で、日本三大清流の一つ、柿田川が流れています。
公園内には多くの湧き水スポットがあり、富士山からの清らかな水を楽しむことができます。
目次
Toggle柿田川公園
柿田川公園は、リラックスしたい、綺麗な景色を見たい、気軽に遊びたい、そんな方に向いているかと思います。
おすすめする理由としては「自然が豊かで美しい!」この一言に尽きます。
柿田川は日本三大清流と言われるほどで、時にはカワセミやサワガニを見つけることができます。
園内には多数の湧き水スポット、並びに水汲み場があります。富士山から100年をかけて湧き出てくる水ですのでとっても綺麗です。
水汲み場では自由に水を飲んだり汲んだりすることができます。私もよく持参したペットボトルに注いで持ち帰っていました。
キッチンかわせみ
また、「キッチンかわせみ」では柿田川水を使用したお豆腐料理が満載です!
冷奴や麻婆豆腐、豆腐ステーキなどがあります。勿論デザートや飲み物も。
「食事処 かわせみ本館」というところもありますが、予約優先なので確実にそこのお料理を食べたいという方は予約をしておいた方が良さそうです。
(水、土、日、祝日が営業日ですので、くれぐれもお間違いのないように。)
こちらでは「松花堂弁当 松」があります。
勿論お豆腐が入っています。
季節によってお吸い物やおかず、甘味が加わるので、季節毎に訪れるのも楽しみになりそうです。
ここのお豆腐は本当に美味しいので、遊びに来た時は是非寄ってほしいですね。
それから、「キッチンかわせみ」「食事処 かわせみ本館」と並んで「とうふアイスクリーム」のお店もあります。
基本的にプレーン、抹茶、イチゴ、きなこの4種類ですが、季節限定のものもあります。
私はここの抹茶豆腐アイスが好きで、行く度に食べています。
個人的に思い出の味です。
因みに毎月12日は「とうふの日」ということで、豆腐館でとうふフェスが開催されています。
(10:00~15:00の間。)美味しい豆腐が通常よりお安く手に入るそうですよ。
(通常は税抜き250円です。)「豆腐大好き」という方におすすめです。
その豆腐館の近くにはおみやげ店があります。わさびや漬物、イカタコの海産品や近くの特産品などがたくさん!
ふりかけなどもあって美味しいです。
自然が綺麗と言っておきながら、ご飯の話ばかりになってしまいました。
それはもう一通りお話ししたと思うので、ここからは景色の話にしましょう。
ここは川や湧き水が本当に綺麗で、希少な動植物も多く生息しています。
静岡県内で柿田川のみに生息している「アオハダトンボ」もその一種です。
アオハダトンボ
私が川辺でのんびりしていたらアオハダトンボが腕に止まったことがあります。
驚きましたがとても綺麗な体でした。
園内には木造の散歩道があり木々の間を抜けて行く感じです。
順路に沿って進んでいただくと沢山の湧き水スポット、小川が見れると思います。
勿論そのどれもが美しいのですが、5メートル程の深さの泉が1番の目玉でしょう。
写真ですと影になって少し暗いですが実際にはもう少し青く、底の方で砂がぽこぽこと盛り上がったり戻ったりする様子が神秘的でした。
私が行った時も写真を撮っている方が何名かいらっしゃいました。
記事内の写真は私がiPhone6で撮ったものですが、とても綺麗で自分でも気に入っています。
思わず御賽銭を投げ入れたくなるかもしれませんが、飲料水としても使われているので、くれぐれもそのような事はしないようお気を付けくださいね。
また、園内には湧水広場や芝生広場もあります。
湧水広場は小川のような場所に降りて遊べるようになっています。
湧き水というだけあって夏でもかなり冷たいですが、涼み目的なら最高の場所と言えるでしょう。
芝生広場と違い開けている訳ではないのでそれも涼しさの理由かもしれませんね。
水深は一貫して大人のふくらはぎくらいです。
芝生広場の方は開けており、噴水と水遊びスペースがあります。
こちらは人工的なもので、水深も湧水広場より浅かったと記憶しています。幼い頃はここでよく遊びました。
トイレも近くにあるので便利かなと思います。ピクニックに来ている家族が多かったです。
アクセス
最後に、アクセスのしやすさや混雑状況などを簡単にまとめさせていただきます。
静岡県駿東郡清水町伏見71番地の7
公園は国道1号線沿いにあり東名沼津ICから6kmほどですので、遠くからでも遊びに来やすいかと思います。
長期休暇などは多少駐車場が混みかもしれませんが、近くにサントムーン柿田川というショッピングセンターがあります。
混んだ時は私はそこの駐車場をお借りしています。
駐車場は9:00~17:00までですので、お気を付けください。
園内の散歩道は林の中を通るかたちなので、気になる方は虫除けスプレーなどを持ってこられると良いかと思います。
また公園内には水遊びスペースがありますので、入りたい方、お子様をお連れの方はタオルの持参をおすすめします。
柿田川水を持ち帰りたい方は水筒、又はペットボトルの持参をおすすめします。(水汲み場は園内に4箇所あります。)
FAQ
柿田川はなぜ水がきれいなのでしょうか。
柿田川は、富士山の湧水を源流とし、その水温と流れが一定しているため、さまざまな生物が生息しています。
この川は、日本三大清流の中で、長良川や四万十川と並び称される美しい川です。
柿田川の水は、富士山で降る雨や雪が数十年の時間をかけて自然に浄化され、地上に清らかな湧き水として現れています。
この湧き水は年間で100万トン以上もの量があり、水温は常に約15℃を保っています。
柿田川の透明度の高さの背後には、富士山の噴火によって形成された溶岩が大きな役割を果たしています。
富士山の降雨や雪が、この溶岩をゆっくりと通過し、多孔質の三島溶岩流と、水を透過しづらい古富士火山の層を経て湧き出てくるのです。
このような自然のフィルタリングシステムと、安定した水の環境が、柿田川の美しさの秘密です。
柿田川の全長は何メートルでしょうか
柿田川は、全長1,200メートルという短さで、静岡県駿東郡清水町を流れる日本一短い一級河川です。
この小さな川は、狩野川との合流点から駿河湾へと水を運びます。
この川は、日本三大清流に数えられ、長良川や四万十川と並ぶ美しさを誇ります。
柿田川の清冽な水は、富士山での降水が26~28年の歳月をかけて自然に浄化され、湧き水として地表に出てきます。
この湧き水の日々の供給量は、驚くべき約120万トン。
これは、25mのプールを2000杯分満たす量に相当します。
1985年には、その美しさと清潔さから「日本名水百選」に認定されました。
周辺は「柿田川公園」として整えられ、市民の憩いの場として多くの人々に愛されています。
公園内には散策路が設けられており、約40分でその美しい風景を堪能しながら一周することができます。
まとめ
柿田川公園は静岡県清水町に位置する自然豊かな公園で、日本三大清流の一つ、柿田川が流れる美しい場所です。
公園内には多くの湧き水スポットがあり、富士山からの清らかな水を楽しむことができます。
特に、公園内の「キッチンかわせみ」や「食事処 かわせみ本館」では、この水を使用した豆腐料理を堪能することができます。
また、公園内には「とうふアイスクリーム」のお店もあり、四季折々の味を楽しむことができます。
柿田川の美しさの秘密は、富士山の湧水を源流とすること、そしてその水が富士山の溶岩を通過して自然に浄化されることにあります。
公園はアクセスも良く、家族や友人とのピクニックや散策に最適です。
ぜひ一度柿田川の美しさに触れてみてください。