私がぜひおすすめしたいスポットは、浜松市にある「中田島砂丘」です。
砂丘といえば、やはり鳥取砂丘ですが、そんな有名な鳥取砂丘には負けないほどの魅力が中田島砂丘にはあります。
日本三大砂丘のひとつ「中田島砂丘」
中田島砂丘は、静岡県浜松市の南部にある砂丘で、無料で立ち入ることができます。
「砂丘」という言葉からイメージする鳥取砂丘の馬の背のような大きくて高い山はなく、どちらかというと一面に広がる砂浜という印象です。
しかし、海岸の砂浜とはまた違う砂丘ならではの魅力があります。
私が中田島砂丘を訪れたのは、浜松デートの最後でした。
その時の浜松デートのメインはこれまた静岡県で有名なハンバーグ店のさわやかでランチをして、行ってみたかったぬくもりの森へ行くことでした。
ジューシーなげんこつハンバーグに感動をし、まるでジブリの世界のようなぬくもりの森で楽しい時間を過ごし、そろそろ帰路かなと思っていた時、彼がもう一か所連れて行きたいところがあると言ったのです。
それが、今回おすすめしたい「中田島砂丘」でした。近隣に住んでいながらも、静岡県内に砂丘があることを知らなかった私は驚いたのと同時に、こんな簡単に砂丘に行けてしまうことにお得感に感動しました。
そんな思い出かつ何度も行きたい、そして、浜松へ行く際にはぜひとも立ち寄っていただきたい
「中田島砂丘」のおすすめポイントを実体験を踏まえお伝えします。
中田島砂丘のおすすめポイント
私が中田島砂丘をおすすめしたいポイントは、３つあります。それは、アクセス、砂丘の規模、サンセットです。
アクセス
まず、アクセスについてです。
私は当時車で行ったのですが、わざわざ足をのばして行ったという印象はなく、どちらかというと「こんな街中に砂丘なんてあったんだ」という近場感でした。
おおよそ浜松のインターチェンジより20～30分程でした。
浜松デートの最後に立ち寄るにはちょうどよい距離感という印象でした。
また、中田島砂丘と隣接した中田島海浜公園に無料の駐車場があり、駐車料金がかからないところもおすすめポイントです。
帰ってから、感動のあまり電車でも行けるのか気になり調べてみたのですが、JRで浜松駅まで行き、そこから遠鉄バスの中田島行きに乗れば行けるそうです。
浜松駅から中田島砂丘駅まで20分と、車同様遠くない距離だと思います。
今度は一人で電車で行ってみたいなと思います。
砂丘の規模
冒頭でもお伝えしたように、中田島砂丘は鳥取砂丘のような規模感はないと思います。
しかし、その手軽に楽しめる規模感が中田島砂丘の特徴であり魅力です。
私は鳥取砂丘にもいったことがあるのですが、砂丘の入口に立ち、ずーっと奥にそびえ立つ馬の背を見た時に規模の大きさに圧巻しました。
しかし、その名所である馬の背まではけっこうな距離があります。
目標を目指してひたすら歩いた記憶があります。
そして、ようやく馬の背を目の前にしたら今度は頂上を目指して登り始めます。
なかなかの傾斜で頂上へたどり着くにはけっこうな気合が必要です。
当時若かった私は友人とどちらが先に頂上までたどり着けるか競争をしました。
そんな大規模な鳥取砂丘に比べ、もっと軽い楽しみ方ができるのが中田島砂丘だと思います。
気合を入れなくても、体力に自信がなくても気楽に立ち入れる名所です。
また、短時間でも満喫ができるため、時間がない時にもおすすめです。
友達や恋人同士まったりおしゃべりしながらゆっくりお散歩するにはちょうど良いです。
そして、少し歩くと目の前に海が広がっているため、砂丘のお散歩を楽しみながら同時に海も堪能できます。
そんなお手軽に満喫できる中田島砂丘の規模感が私は好きです。
ロマンチックなサンセット
最後は、サンセットについてです。
私が到着したのは夕方でちょうど日が沈む前の時間帯でした。
一面に広がる砂が夕日に照らされてオレンジのうような赤のような、ほんのり色づいている様子がロマンチックでした。
そして、風によってできる風紋が芸術的で感動しました。
そして何よりも、遮るものがなにもないため水平線に沈む夕日が見事に見えて感激でした。
色づく砂、風紋、夕日、ロマンチックな要素がすべて揃っていて、デートには最適だと思います。
私たちは砂の上に映る自分たちの影の写真を撮りました。
その日のハンバーグやジブリの世界よりも一番のベストショットでした。
自然のものが作り出す景色が何よりも一番美しいとあらためて感じた瞬間です。
その後も私たちは砂丘上に座って、沈む夕日を眺めながら今日のデートを振り返りいろんな話をしました。
最高の一日でした。
このように、デートで中田島砂丘を訪れるなら絶対に夕方をおすすめします。
水平線に沈んでゆく夕日を見ながらデートを締めくくれば、最高の一日になること間違いなしです。
その後も静岡へ行く度に何度か中田島砂丘を訪れました。
砂丘は自然界のものなので、季節や天候、また時間帯によって毎度違う姿を見せてくれます。
何度行っても飽きない魅力があります。
そういった点でもおすすめしたい場所です。
