今回は、大人2名で伊豆の温泉宿に行ってきました。
宿の名前は「東府やResort&Spa-Izu」です。
東府やResort&Spa-Izuは静岡県の伊豆・吉奈温泉に位置するリゾートで、旅館を含む複数の施設があります。
このリゾートは2010年の秋にリニューアルオープンし、その特色として森林浴の温泉、川沿いの客室、および上質なお料理を提供することが挙げられます1。
リゾートの敷地は広大で、吉奈川のほとりに広がる3.6万坪もの敷地には客室、食事処、温泉が点在しており、その風景は「和のリゾート」と形容されています2。
リゾートの宿泊施設は伝統とモダンの上質な空間を提供し、日本の情緒と風情を感じることができます。
また、宿泊者は四季折々の風情を楽しむことができ、リゾートは空と川と緑に包まれた美しい環境に位置しています。
アクセスについては、電車で伊豆箱根鉄道の修善寺駅からバスで20分、吉奈温泉口で下車後、リゾートまでの送迎があります。
また、車でのアクセスも可能で、東名沼津ICから約40分(38キロ)で到着することができます
目次
Toggle東府やResort&Spa-Izu
読み方は「とうふや」
読み方が最初わからなかったですが、「東府や」は「とうふや」と読むんだそうです。
東府やResort&Spa-Izuへのアクセス
静岡県伊豆市吉名98番地にある宿で、伊豆箱根鉄道の修善寺駅から20分ほどバスに乗り、吉名温泉口で下車するとそこから送迎バスがあります。
東府やResort&Spa-Izuは、敷地内に玄関棟、本館(宿泊)、西館(お風呂)と分かれており、とても静かなので大人の旅行におすすめです。
お部屋にもお風呂が付いていますが、大浴場2か所と露天風呂が4か所あり、時間で区切って男女とも利用できるようです。
伊豆最古の温泉
宿の歴史としては奈良時代に発見された温泉で伊豆最古の温泉とされています。
古くから子宝の霊湯として有名
古くから子宝の霊湯と言われていて、江戸時代には徳川家康公の側室が入浴し、のちに子供を授かったという話もあるようです。
施設内には子持ち地蔵もあり、子宝祈願に訪れる人もいます。
懐石料理屋でいただくお食事
食事は敷地内の懐石料理屋で食べることが出来ます。
季節に合わせた野菜、静岡県産の肉や魚を使った料理がふるまわれ、料理も一つひとつ説明してくださるので夜は大人のディナータイムを味わうことが出来ます。
朝はテラス席で、自然を感じながらの食事
朝はテラス側の席に移動し、庭の風景を楽しみながら和食を食べることが出来ます。
バイキングではなく、コース料理のような感じでお店の方が準備してくださいます。
といっても、漬物やのり等庶民の味と言う感じのごはんのお供もついているので、夜ほどあまり気張らずに食事が楽しめます。
御飯のおかわりも出来、デザートには季節の果物などもついていました。
焼き物、煮物は濃い調味料や香りでごまかさず、素材の味を活かした料理で、お出汁が効いていておいしかったです。
日本酒やカクテルも豊富にあり、料理に合わせて好みの物を選べました。
宿のスタッフの方の対応は、常に穏やか、というイメージでした。
宿に着くとすぐ館内の説明があり、敷地内が広いので散策マップがついた小冊子もいただけます。
明日の天気予報や部屋の番号、食事の時間がすべてこの小冊子に書き込まれているので、部屋でゆっくり眺めながら予定を立てることが出来ました。
当たり前とは思いたくありませんが、スタッフの方が部屋まで荷物運びをしてくださり、とても助かりました。
ハイグレードな施設
施設のグレードとしては、値段もするだけに私の中ではハイグレードだったと思います。
夫婦の旅行で色々と温泉旅館に泊まってきましたが、自然に囲まれて日常を忘れることができるほど、非日常間であふれている宿だと思います。
宿泊中に着る浴衣は受付の際に男女とも選ぶことが出来ました。
セットになっているのではなく、帯と着物それぞれに好きなものを選ぶので、誰かと被ることもなかなか無いかと思います。
数はそれほど多くはないですが、ベーシックな色から可愛いものまであり、女性には嬉しいサービスの一つだったと思います。
敷地内にはスパが併設
敷地内には旅館名にもある通りスパのお店が併設しています。
予約がいっぱいだったので私は受けることが出来ませんでしたが、夜は23時まで営業されているようです。
主人が体験してきて、お土産にバスソルトとメッセージカードをいただき記念になりました。
お部屋のアメニティにはとても驚いたことがありました。
松山油脂のトライアルセットが一箱ドンとお部屋に
私が利用した時には「松山油脂」のトライアルセットが一箱ドンと置いてありました。
勿論もらって帰ったわけですが、こちらはトライアルセットとはいえ購入すると700円くらいするものです。
それが無料お持ち帰り出来てしまうなんて得した気分です。
こちらの宿では松山油脂のシャンプーや東府やオリジナルのボディソープもあるようで、お風呂で使ってみたり、売店で購入できました。
お部屋にはコーヒーメーカーもあり、朝は主人とコーヒーを飲みながら散策の予定を話したりしました。
この宿での思い出は、二日目の朝の敷地散策です。
朝食後に散歩がてらのつもりで出かけましたが、富士見平や滝、資料館、足湯、ベーカリーとまわりきれないほどたくさんの施設がありました。
私たちはベーカリーに向かって歩いていましたが、敷地内を流れる吉名川を眺めたり橋を渡ったり、車が来ることもないので記念撮影をしながらゆっくりと散策しました。
残念ながらベーカリーでパンを食べることはできませんでしたが、代わりに貸切状態となっていた敷地内のテラスで夫婦でのんびりと過ごすことが出来ました。
食事が美味しく口に合ったようで、主人も喜んでいました。
長時間の移動で疲れたのか、部屋に入ると大の字になってくつろいでいた主人の安心した顔が忘れられません。
利用したのが平日だったため特にイベントは開催されていませんでしたが、先ほど紹介した敷地内のベーカリーは足湯を楽しむことが出来るので人気スポットなようです。
宿へ向かう途中には世界遺産の韮山反射炉もあり、時間があれば足を延ばしてみるのも良いかも知れません。
こちらの宿は夫婦や女子旅等大人の旅行に本当にお勧めです。
敷地内を散策するのも楽しいですし、お風呂も種類がたくさんあるので、予算さえ整えば2泊ぐらいできると満喫できるのではないかと思います。